売れない理由


「商品の魅力を伝えるほど売れなくなる。

 大切なのは、商品の話をする前に
 人間関係を作るんだよ。

 その一番の方法は、“気にかける"こと。

 仕事の話があると“気にかける"
 じゃなくなるので
 仕事に関する一切を取っ払う。

 そうすることで
 人間関係は作りやすくなるんだよ」

喫茶店にて

上海の喫茶店はオーバーストア気味なくらいに見かける。最近はパンも売るスタイルが流行りのようだ。営業マンとしては、出先で少し座れて軽い食事も取れたらありがたい。ある日の昼に、オシャレとは言いがたいカフェに入って注文を済ませた。席についたとたんに少し嫌な予感がしてきた。少し安らかに休憩したいのだが、奥にいる若者がスマホゲームに夢中で、おそらくバトルゲームであろうカナキリ音が耳障りなのだ。

他人に迷惑をかけないのが、一般社会常識ではないのか。まわりのやつらが注意すべきなのでは。中国は他人にかなり寛容なのだ。

かといって自分がそいつに注意するかと言えば、それはしないのだが。

喫茶店って心地よい空間も提供できないと生き残れないよな、なんて呟き、ちょうどパンを食べ終えた辺りで、厨房に目がいった。

オーブンの辺りに猫がいたのである。

店に犬猫がいるのは、最近のペットブームでまあ仕方ないとしよう。厨房に動物を飼うなんてけしからんではないか。

このイライラを納めるべく、早々に店を後にした。上海とはいえ、マナーやルールが軽視されすぎでは。心身穏やかでないなか、まちを歩いてたら、オバサンと守衛の口論していた。

もし私が正義を振りかざし、スマホゲームに夢中の若者や、厨房に猫がいることを指摘したら、相手は噛みついて来るのかな。

それにしてもこのオバサンやたらに声がでかい。

今日はおとなしくしよう。

家電

中国系メーカーとの熾烈な 価格競争 数量ベースの国内家電 シェアでは中国系メーカーの構成が強まっている 11年に中国 ハイアールが旧三菱電機の家電事業を買収したことを皮切りに 16年には シャープが台湾の鴻海参加に入った 同じ 16年には 東芝も中国の美的集団に売却 すでに 海外事業を手放した 日立製作所も 現在 外資 を含むパートナー 先を探している 数量が増えるほど コスト競争力が高まる規模の経済が働く 中国系メーカーに市場が席巻される前に先手を打って 国内 低価格帯 市場を取り込むことで 事業規模を高める

中国事業

これまで苦手としてきた 低価格帯で 他社ブランドの受託製造を行い 国内市場での実質的な シェアを高めるのが狙い 背景には 頭打ちとなっている国内家電市場の現状と 相次いで 参入する中国系メーカーとの熾烈な 価格競争がある このまま放置しては危うい 価格競争から逃げす 競争体質にする 国内は人口減少に伴い 成長は見込みづらい 市場全体の閉塞感は明らかだ これまでも飽和市場への対応策を打ち出してきた

複合機 ビジネス

旨味は危機 販売 よりもそれに付随するサービスや 課金システムにある ペーパーレス化が直撃するのも この領域だ

ビジネスにかかる費用も 保守点検などの人件費が重い 儲けの構造に鑑みれば より 踏み込んだ 協業に踏み切る企業が現れる可能性もある

縮小市場とはいえ優秀なビジネスモデルは不変

攻めの事業転換に向けた資金を送出する上で事務機器事業をうまく 温存する手法は不可欠

サスティナブル

「サステナブル(Sustainable)な社会」とは、「持続可能な社会」を意味します。 それは、地球の環境を壊さず、資源も使いすぎず、未来の世代も美しい地球で平和に豊かに、ずっと生活をし続けていける社会のことです。